PAPA pa pa pa

パパが6カ月の育児休業をとって知れたこと

もっと、本気になりたくて

 

「どう? 仕事、慣れた?」

 

 車椅子を固定しながらの何気ない会話の中、常連のお客様はいつも優しく声をかけてくれます。

 

 前職を退職し、職業訓練に通って資格を取り、その後、母が一人で続けてきた福祉タクシー事業に本格参加してから、もう4か月が経とうとしています。

 生まれ育ったこの街を走り回り、この街の人と会話して、自分が根差して行くのを実感する毎日です。

 

 営業で回った施設の方や、自作したチラシを見てくれた方から仕事が入ると、本当に嬉しいもので、経営初心者だから感じられるこの気持ちを、ずっと忘れたくないです。

 

 思いのほか、良いスタートを切れたと思っています。売上も、まだ目標までには届かないまでも、まあ最初はこんなもんでしょう…、と言えるくらいまで伸びてきました。

 

 ただ、先日ついに妻から、「給料はまだ増えないのか」とのお言葉をいただきました。貯金を切り崩しながら、軌道に乗るのを待っている妻には感謝です(皆さん、笑うところです)。

 

 転職、コロナ、第二子の妊娠、妻の入院と、春から色々なことがあって正にバタバタの日々を過ごしていました。その結果、自身のライフワークと位置付ける執筆活動はセーブせざるを得ず、今に至ります。

 それでも少しづつ、本当に少しづつ、メモを書き溜め誰かの作品を読んでは勉強し続けてきました。作文から気持ちが離れなかったのも、更新が滞る中、アクセスしてくれる方々がいたからです。ありがとうございます。

 

 私の、人生の傑作(大袈裟)となった「育児休業を終えるとき」を書いてから、もう1年半が経とうとしています。本当にあっという間です。

 

vyamax.hateblo.jp

 

 この記事を書いたときは、こんなにも自分が、文章を書くことに夢中になれるとは思っていませんでした。

 

 思えば、これまでの人生は、自分を表現することに抵抗がありました。

 自分から発信できるのは一部の限られた人間のすることで、別世界のことと見向きもしませんでした。私がそういう環境を選び身を置いて来たからであって、他の誰のせいでもありません。

 インターネットやSNSの普及により、誰でも気軽に発信できるようになった、というのは外の世界の話です。育児に向き合って、自分の想いを発信してみて変わったのは、私の内側でした。

 好きなことをやり続ける、自分をしっかり表現する、私はそんな自分を大切にして生きていこうと思いました。それを子供たちに見せたいと。

 

 そんな中、私にも夢ができました。

 

 ひとつは、もちろん経営者として成長し続けることです。早く家族を毎年ハワイ旅行に連れて行けるようになりたいです。成功の定義なんてものはありませんが、とりあえず「毎年ハワイ」を一つのラインにするあたり、一般庶民の考え方ですね。自分らしくていいと思います。

 

 もう一つは、人生を使って自分を表現することです。

 それは、大部分が文章のことを指すのですが、それだけに限定せず、自分を表現することと、人を喜ばせたり励ましたりすることをリンクさせたいのです。福祉タクシー事業も、その一つですし、まだまだ他にやってみたいことがいっぱいです。

 

 最近、経営者の先輩からいただいた言葉が強く胸に残っています。

 

 「自分のストーリーを事業に反映させよう」

 

 これまで37年間、私が経験してきたことを、私しか語れないことを、色々な方法で表現していこうと思います。

 

 

 このpapapapapaの前にも、稚拙な文章を綴っていましたので、かれこれ2年近く文章を書き続けています。本当に楽しかった。

 

 それでも、37歳で持った夢のため、自己満足だけでは終わらないような環境に身を置こうと思います。

 

 まずはエッセイの発表する場を、クリエイターが集まるnoteに移します。

 

 本気で生業として活動している方々の中に身を置いて、揉まれてみたいと思いました。

 

 このページにアクセスしていただいた方々へ、もしよろしければ、今後も引き続き私のエッセイを読んでいただけたら幸いです。

 

 子供たちに見せる姿を、大人が体現している姿を、どうぞ応援してください。

 

 それでは失礼します。

 

 

note.com

 

 

 追伸

 

 「育児休業を終えるとき」はnoteにも持って行きます。近日、書き直して発表しますので、どうぞご覧ください。