PAPA pa pa pa

パパが6カ月の育児休業をとって知れたこと

子供の見えない頑張りに気づいているか

「我慢してる息子をもっと褒めたいけど、表現が足りない。感謝を伝えても、本人はポカンとするしね。」

 

 これは、妻が悪阻入院で1ヶ月以上不在にしていた時に、私が知り合いに話した内容です。

 

 その時はまだ彼の頑張りを十分に感じ取れていなかった。だから、表現する方法に妥協してしていたのだと思います。

 

 

 大人は、子供達の目に見える頑張りにしか、気が行きがちです。

 

 運動会で一生懸命に走っていた、お手伝いをした、テストの得点が上がった。

 

 それらは、子供達が努力したことに間違いないもので、鼻息をならして結果を見せに来てくれたなら、頭を揉みくちゃにして褒めてあげたい事です。

 

 しかし、それ以外にも、子供達が頑張っている事があります。

 

 私の息子は妻の入院中、寂しさを理由にはほとんど泣きませんでした。私は呑気にも、「大丈夫なのかな?」という錯覚に陥りそうになり、彼の頑張りを見落とすところでした。

 

 彼の表情や仕草、いつもと違う行動を見てると、やはり環境の変化に立ち向かっているんだなと、実感するのです。

 

 必死に闘っているのです。

 

 それは近くにいて、「いつも」を見ている大人しか気づけない事かもしれません。その頑張りこそ、たくさん褒めてあげたい。

 

 子供達を取り巻く環境が変化する中、子供達が笑顔で過ごすための1つの要素ではないでしょうか。

 

おわり