PAPA pa pa pa

パパが6カ月の育児休業をとって知れたこと

時代と共に考え方も変わっていく

 

「今までの人たちはそうやって頑張って来たんだから、あなたも頑張りなさい」

 

それが上手くいってきたやり方なのであれば、その方法を引き継ごうと考えるのは自然な事だと思います。

 

しかし、時代と共に人々の生活スタイルは変化し、それと同時に考え方や価値観も変わっていきます。

 

人々の内面が変わっていくにも関わらず、ある一時代に適応していただけの方法や考え方を、いつまでも変わらず良しとするのはおかしな話です。

 

例えば、「夫は仕事、妻は家庭」という考え方しか無い人は、子供の看病で休みを取ろうする男性に対して寛容な態度は示せません。根性論でしか物事を語らない人は、現代の若者が求めるワークライフバランスに共感できないかもしれません。

 

それらは過去には称賛された価値観だったでしょう。しかし、今の時代にはハラスメントの原因となる危うい考え方といっても過言ではありません。

 

一つの古い型に、いつまで経っても全員を一律に当てはめていては、必ず歪みが生じます。そこで漏れてしまう人に対して「みんなやって来たんだから」なんて言うのは間違いなのです。

 

長く染みついた価値観を急に変えるなんて、容易ではありません。

しかし、すでに答えは出ています。

 

男性も育児をする時代になり、人々は仕事よりもプライベートを優先したい時代になりました。 性別の垣根が無くなりつつあり、高校野球の投手は無理して投げ続けなくても良くなり、若者はタピオカミルクティーを飲む時代になったのです(?)。他にも数えきれないほどの新しい考え方が日々生まれています。

 

これに対して「なんだそれは!喝っ!!」なんて言えば、すぐに周囲から反発をくらいます。これらは広がりこそすれ、後戻りして再び男尊女卑根性論に戻ることは考えられません。

つまり、時代が向かう方向はもう決まっていて、あとは、あなたがこれまでの考え方だけじゃなく新しいものも取り入れて、多様性を認めるだけなのです。

 

 

 急激に変化する時代の流れに無関心でいて良い人は1人もいません。そこに敏感にならないと、いつか自分が誰かを傷つけてしまいます。

 

私自身も、今回のような記事を書きながら、繰り返し自分に言い聞かせています。

子供達が大人になったときに、今と同じようなことで悩まないように。

 

 

おわり